転職についてAbout
終身雇用と転職Lifetime employment
昨今までは「継続も力なり」の意味もあったのでしょうか終身雇用という考え方が一般的でした。
この終身雇用という雇用形態はバブル崩壊とともにリストラやフリーターなどが急増してきた頃からでしょうか徐々に終身雇用という考え方が崩れてきているようです
今では、一つの会社で定年まで働くという考えかたをする人も少なくなってきました。また、派遣会社に登録をして様々な企業に派遣されるという雇用形態も急増してきています。さらに、自分のスキルを上げて、今よりももっとヤリガイのある仕事と環境を求めて転職する人も増えてきています。
また、企業側も今までの経営のスタイルでは時代に着いて行けずに海外企業との提携だったり、コスト削減と言う名目のリストラで対処する所も増えてきています。今の時代、一部上場企業だから安心だという神話も崩壊していて、簡単に大手企業の破たんを耳にします。企業としても、生残りをかけて様々な手段を取るようになってきていますが決して働く(雇用される)側にとって良い事ばかりとも言い切れません。むしろ悪くなる事のほうが多いのではないでしょうか。
終身雇用のメリット・デメリットMerit And Demerit
企業にとっても終身雇用には
・組合活動が敵対的でなくなる
・従業員の企業への高い士気・モラルを維持できる
・教育訓練投資が無駄にならない
・長期的な研究開発が可能
などのメリットがある半面
・能力のある者が出世しにくい
・高齢化による労務コストの増大
・機動力のための雇用調整が困難になる
・長期雇用により人件費コストが上昇する
などのデメリットが存在しているのも事実です。
このように、必ずしも終身雇用が良いとも言えないようです。むしろ転職をすることで、働く側にも「キャリアアップや異業種への転職などで人生に悔いを残さすことなく、やりたいことに挑戦できる」など、
いろいろなメリットがあるようです。